1日目(8月3日)

いよいよ演奏会に向けての夏合宿が始まります。
今年も甲斐大泉駅近くの「パノラマの湯」で、昼食を済ませて練習開始です。  

演奏会の初めに歌いだす 『Dona nobis pacem』
の音階を確認の上言葉を付けての練習です。
演奏会で初めにリラックスして歌いだしが出来るといいですね。

合宿一日目の練習曲は、
Tステの『Missa Brevis』と、
Uステ 大中恩 中田喜直作曲の曲です

Tステの『CREDO』から始まり、
出だしのテンポを最後まで保ち、
楽譜のテンポ通りに 歌いましょうと言う助言から合宿開始です。
( アルトMI )

 


 2日目(8月4日)

 高原の早朝は、
 空気が冷たく澄んでおいしい。

約束の6時までの30分ほど
 ペンションの周りを、
 道端の草花に挨拶しながら散歩する。

 林の中から高く美しい小鳥のなき声に混ざって雉のなき声もする。

 

 今年も、吐竜の滝までHさんと一緒におしゃべりしながら歩く。

 マラソン選手のKさんは、私たちより遅く出発したのに、
 私たちが滝につく前に戻ってきた。
 軽やかに走る姿がかっこいい。


 合宿中らしい高校生の一団に出会い、
 「おはよう」のさわやかなあいさつを交わす。

 つり橋のたもとに、去年まではいっぱいなっていた木イチゴが、
 今年は見当たらない。これからなるのかもしれないな。

 キツリフネの花には出会えてよかった。
 「また来たよ。」と心の中であいさつをする。

 合宿の楽しみは、歌のほかにこんなところにもある。 



  午前中は第
4ステージの北欧の2曲。

 

 『Harlig ar jorden』

 言葉がはっきりしないので、あらためて歌詞を読み、言葉をリズムに乗せていく練    
 習をする。
 この曲の美しさを伝えるためには、もっともっと言葉が自然に歌えないといけない             
 なあと思う。(これは私自身の課題です)

 
 『Och jungfrun hun gar I ringen』

 速い曲なので、暗譜して歌いたい。

 私は、そう思って暗譜していたつもりですが、いざ楽譜を離してみたら自信が持て
 なくなって、最後までたどり着けませんでした。情けないなー・・・。

 
 午後は、第
3ステージモンテヴェルディから練習。

 都合で途中参加の人も到着して、練習会場は熱気にあふれています。

 イタリア語の歌詞をよく考えて歌うようにと、再三言われているので、楽譜に意
 味を書き込んで見るようにしているのですが、なかなか表現に結びつきません。
 同じことを何度も注意されるのですが・・・。


 休憩後、武満徹作品の練習。

 日本の雅な感じを出せるでしょうか。それにしても難しいなー・・・。

 夜は、パート練習の後、10時からS さんの還暦祝い。

 ここまでこれたこと、今まで出会った人々に感謝し、これからは恩返しをしていき
 たい。という
Sさんを囲んで記念写真を撮影してお開きになりました。

 普段顔を合わせていても、おしゃべりしない人と同室になると、親しくなることが  できるのがうれしい合宿の良さです。(ソプラノ N.I)



3日目(8月5日)


合宿三日目最終日。

本日の体操は、ラジオ体操第二を歌いながら♪

みんな、曲も体操も良く覚えてますね。

発声練習後、1曲目は、『ミサ・ブレヴィス』の

CREDの途中から。

「頭(出だし)を良く!」と指揮者から注意が。

PPPPの音量で、出だしをそろえるのは難しい。

緊張して、つい遅れてしまう。

それでも最終日、最後の力を振り絞り頑張るぞ!

という気持ちとは裏腹に、「下がり気味」「下がり気味」「下がり気味」・・・

という指揮者の声。

みんな、疲れてますね。

それでも頑張ってKYRIEを歌い、休憩♪

差し入れのケーキが凄く美味しかった♪

J君、来年も差し入れよろしくね。

休憩後は、「野ばら」。もともと原語にあわせた曲なので

日本語で表現するのは難しい。

もう時間が・・・ということで、「なつかしきケンタッキーのわが家」を

歌って、午前の部は終わり。

昼食後の短い時間を、お土産のお買い物をする人、ゆったり休息をする人、

思い思いの時間を過ごし、午後の部へ。

午後はゲネプロで全曲通し。何とか歌い切り、終了〜!

3日間ハードな練習お疲れ様でした。
(ソプラノ Y.W)