1日目(8月3日)

私にとって4回目の夏合宿。
新宿9時発の「あずさ9号」に無事乗車できるかどうか、それが問題なのです。
なぜかと言うと…

初めての春合宿の時、
大宮駅から乗車するのに、どういうわけか「新宿発」と思いこんでしまい、
早めに着いた新宿駅には、サムディのメンバーが一人も見えません。
出発時刻が迫った時、やっと「大宮発」ということに気がつき、あわてて大宮に移動しましたが、
当然指定の列車には間に合わず、次の列車で追いかけたものです。

初めての合宿参加で、大きな失敗をしてしまった私にとって、
合宿と言えば「集合場所に注意」ということになるのです。



1日目は、2ステのモンテヴェルディの曲練習から入りました。
モンテヴェルディの“別離の時代の曲”と言われる曲集の内容を解説してもらい、
奥さんと、弟子の死を目の当たりにして作曲した気持ちを
少しでも理解しながら歌うことを心がけます。

                              
                                                

詩の内容、言葉の意味を理解し、発音をしっかりして
初めて音楽表現の第1歩にたどり着きます。

まだまだですが、1日目の練習で、少し光が見えてきたような…気がします。
 
夜のミーティングでは、発音練習をしました。
                 ( ソプラノ N.I )




2日目
(8月4日)



清々しい空気の中で、朝飯前にウオーキングや富士山見物も済ませ、
まず、体操、ストレッチ、発声を念入りに。

家庭の事情や仕事で遅れて到着したメンバーも皆揃って、
本格的な長い一日の練習がスタート。
 
午前は北欧の歌。
午後の前半は武満の歌、
後半は日本の歌。

出だしの音取りや立ち位置も確認しながら、一曲ずつ丁寧に練習して、
最後に通す。ほぼ予定通りに終了。

暗譜を心がけるが、「覚えた!」と思っても次に歌うと忘れていたりで、
「完璧!」と言えないのが悲しい。
 
演奏会間近で本番さながら熱が入るが、この段階での練習は、
練習そのものが純粋にとても楽しい。いつまでも歌っていたい。

こんなに難しい多様な歌を、皆がここまで楽しんで歌えるようになる
まで持っていくのは、並大抵のことではない。
一人一人の努力はもとより、指揮者、スタッフの苦労の賜物で、感謝する。



夕食

 


風呂(温泉に夜道を辿った人も...)後、定演打ち合わせ。

その会議が長引いたので、宿に懇親会終了時間を30分延長してもらって、
「緑の愛唱歌集」を楽しんだ。
 その中の、Dona nobis pacem が、暗譜の宿題になった。

どんな工夫があるのか、楽しみ!
 (ソプラノ M.S )

  


3日目
(8月5日)


疲れも溜まるころ。
私は一日遅れで参加したのですが、この日の練習はしんどかったなぁ。

練習の予定はほぼ予定通り行われ、午前中で完了。
と、いつもならここで終了ですが今回は最終日の午後まで行われた。

昼食のカレー(これがうまかった)を食べ、デザートのブドウを頬張った後に、
約一時間半、演奏会での全曲を通しで歌い、ようやく完了した。ふぅ〜




この日は天気が良すぎるくらい暑かった。
避暑地にいながらエアコンがとても恋しかった。


サムディのメンバーは年齢のわりにとても元気だなぁ〜。感心します。
きっと良い結果が出るでしょうね。

でも、もう少し余裕のあるスケジュールを来年は期待したいですね。


とにかく無事に合宿は終わった、さあ、本番へむけてラストスパート!
                      (ベース SM)


 

戻る