第1日目 7月30日(金曜日) 青春18きっぷグループの朝は早い。 「小海線」が2時間に一本しかないせいだ(土日なら臨時列車があるのだが)。 今年は早帰り、遅出、病欠の人がいて全員揃うことがない。 一日目はS8 A7 T2 B4 C1の総勢22名。 宿舎は甲斐大泉のペンション「アルペジオ」。 荷物を部屋に置かせてもらい、音楽ホールへ。 13:10から練習開始。 いつもより念入りに体操・発声を行う。音合わせ・カデンツも入念に20分ほど。 1ステ『鳥の歌』は一列並びで歌うそうだ。 いつも注意されている「鳥の鳴き声部分は軽く可愛いらしく」 「食いつき良く」 「遅くならない」がなかなか治らない。 メトロノームに合せて歌ってみるがどんどん遅くなってしまう。 小鳥でなく駝鳥(?)でも飛んでいるのでしょうか? 『「可愛らしいフィリス』 掛け合いに乗り遅れるとなかなか修復できない。ソプラノは情緒的になって流れないように。 『AVE MARIA』終りを揃える。「ス」と「ウス」の終わり方。 日中「ジージー」鳴いていた「油蝉」が 夕方には「カナカナ」となく「蜩(ヒグラシ)」のバックコーラスに代わるさすが高原。 思ったより暑くて汗も流れるが、下界はさぞかし猛暑が続いているだろう、と自分に言い聞かせる。 4ステの『烏の番雀の番』『早春譜』の日本の歌は、言葉の意味を考えて。 鼻濁音に注意。などあっという間に練習終了の19:00。 疲れと空腹でのんびりしたいところだが後のスケジュールもあるので、 急かされるように夕食を取り、宿のご主人が準備してくださった「回数券」で「パノラマの湯」へ。 期待の満月は雲に阻まれ、やはり真っ暗な道。 でもこういう暗闇も都会にはないし、みんなで歩けば楽しいものです。 21:00からは定演打合せのミーティング。 今年はオルガンやピアノの調律があり、担当の方は大変なようです。 その後、愛唱曲集から北欧の歌・日本の歌を歌って23:00まで。 アルコールが入ってもお互い聞きあうようになったねと、副指揮者からおほめの言葉。 加齢とともにしんどくなっていく部分と、 多少なりとも進歩しているところもあるのかな? とちょっと嬉しい気分に。 いつもはウダウダと12時すぎまで起きているのに、本日はベッドに直行です。 (ソプラノ JM) 第2日目 7月31日(土曜日) 昨夜のミーティングで遅く寝た人も何人かは早起きして朝の散策 近くの林で“ホウの木”の葉を拾って一日ウチワの代用に使っていた姿もいい感じでした。 朝食後 9時15分より 朝の部開始 柔軟体操時 別行動3人組みより出発の知らせが入り無事で早い到着を祈りつつ待つ。 発声 カデンツ唱 ・他の音を受け入れられる音に(おいで〜と) 又、色気も欲しいですね。と 第3ステージ <モンテベルディ> ・ 最初の音はさらっと パッと との指摘 ・ 各パート音の確認 ・ レスタティーボの表現方法 ・ 最後S表現方法について何度も確認 ・ 和音の確認 昼食後 記念写真撮影(別行動組は間に合わず)1時15分頃に到着 Sちゃん帰埼のため N氏の愛車Vにて駅まで送られる 第2ステージ 『レクイエム』 フォーレ作曲 ・ オルガン伴奏とあわせる ・ ALTOSはメゾソプラノの補助はなくなる ・ 頁をめくるタイミング等細部の注意 ・ e母音i母音が硬い音にならぬようにとの注意 第4ステージ 北欧の曲 日本の曲 アンコール ・ 言葉がしっかり付けばきれいな曲ができそうな気配がします ・ フェルマータ後「ルンルン」のタイミング合わせ 夕食後 お風呂タイム 21時から22時 パート練習 いつも顔を合わせてもなかなか話をする時間もなく過ぎていく土曜日の練習 合宿では心の中を少し覗いてもらって励ましていただきながら又新たに頑張ろうという気持ちにさせてくれる仲間に感謝しつつ、定演までの数えるほどしかない時間を有効に使い、当日は多少の緊張の中、落ち着いて表現できるよう再度楽譜を確認したいと思います。 (アルト EN) 第3日目 8月1日(日曜日) 合宿もスケジュールどおりに進み、今日は最終日。 東京は朝から気温がぐんぐん上がっているそうだが、ここは朝方はまだ爽やかな気温。 早く起きて周辺の林間を散歩しているかたもいました。 9時15分、予定通りに練習開始。 体をほぐす体操のほか、早口言葉などを使って、口の周りの柔軟もしっかりとやりました。 なんせ、外国語の歌は口が回らないので、特に私は、入念にやりました。 今日の練習は全ステージの歌を全て通して行うという予定。 まず1ステの『鳥の歌』から開始。 鳥の鳴き声はまだ舌を噛みそうな感じがあり、リズムに対しても修正などがあった。 気温がどんどん上がってきたが、調子も上がって4ステまで進行。 アンコール曲の一部を残し、無事終了。 各自気になる点を見直し、もう一度楽譜に目を通し、確認するよう注意があった。 昼食後は、延泊組を残し、帰路についた。 定演まで、練習日はあと3日! みなさん、暑さに負けず、健康管理にも努め、万全で臨みましょう。 (ベース MS) back |