5月2日
行楽日和の大宮駅は、家族づれの楽しそうな声でいっぱいでした。
勿論 私たちも負けてはいませんが・・・・
新幹線からバスに乗り継いて無事キクノヤ山荘に到着。
予想通り満開の桜が、私たちを迎えてくれました。         

昼食後 いよいよ1日目の練習開始です。
今年はお茶当番さんが決まっているので、
徒歩組も安心して散策を楽しみながらケーナ(練習会場)へ

木立のなかの明るい音楽堂は、カタクリやイチゲの花とともに
今年も私たちを温かく迎えてくれました。
何より周囲に気兼ねなく練習できるのがいいです。

今日の練習予定は、第1ステージと第3ステージの曲
体操と発声練習の後、ケーナの響きを快く感じながら「Dona nobis pacem」を。
前半は「アヴェ マリア」「バビロン川のほとりに」「Matona mia cara」の3曲を 丁寧に練習しました。


まだまだ余裕の練習風景

休憩後は モンテヴェルディの曲に取り組みました。
“久しぶりー”と感じてしまう曲もあり、頑張らなくちゃ!
やり残してしまった曲もあり、3日目の〈落ち穂拾い〉で取り戻すことにしました。
練習終了は6:30 さすがの皆さんも疲れたご様子。


練習の後の楽しい夕食

9:00からはミーティング、8月の定演に向けての打ち合わせがありました。
仕事分担や練習日程も決まり、一安心。
ビールを片手に、楽しく数曲歌ってお開き。

1日目、お疲れ様でした。
           ( ソプラノE.N )


練習場の近くで見つけた可憐な野草たち
ふきのとう カタクリ 白花カタクリ ミズバショウ エンレイソウ ウスバサイシン
 5月3日
うっすらと曇りの日。すこし肌寒いが、気持ちいい目覚めだ。
身内で不幸があったSさんが、朝ご飯後に帰宅した。
練習前にいつもの美味しいコーヒーを頂き、ほっと一息。
 
午前中は、パート練習で、ソプラノ・アルトはケーナにて、
テナー・ベースは宿にて行われた。
体操と、発声はソプラノ・アルト合同で行われ、童心にかえり、
歌に合わせての遊びもやった。老化防止に絶対いい!

パートごとの練習は、2ステージのフランス語の曲を中心に、
発音と、音の確認。
特に、ラベルの曲は、両方大変なので、一音一音思い出しながらの作業が続く。
休憩も忘れるくらい一生懸命やりました!(byアルト)

昼食のカレーライスを頂き、午後の合同練習へ。
2ステージのラベル、フォーレの「ラシーヌの雅歌」、及び「リベラメ」の練習を行う。
やはり、4声が重なることで、とりにくい音も、とれた気がして?嬉しくなる。
 
         響きの良いケーナで    練習                   

休憩をはさみ、4ステージの日本の歌を中心に練習。
「風鈴」は懐かしさを感じさせる曲だなと思った。
「叱られて」は、アカペラでは音が取りづらく大変だ。
(3日目にピアノ伴奏でもう一度歌ったときは、すんなりだった)
「浜辺の歌」を練習しようとしたが、楽譜を持っている人が少なく、断念。
「赤とんぼ」、「夜の歌」を練習し、終了した。

夕食後は、日帰り温泉を満喫し、いざ、オプショナル講座へ。
M子さんのフランス語母音の基礎をもう一度確認。
なかなか大変だが、フランス語らしく発音しようと必死でついていく。
その後、イタリア語もやったが、睡魔がおそってきて、あまり記憶がない!(すみませーん)


《 夜学 》眠い目をこすりながらフラ語の練習

 その後、宴会が始まり、少し復活した私はポジティブオルガンや、フォーレのレクイエムの話に加わった
今日は、それほど遅くない時間にお開き。みなさんお疲れなのかな?
 (アルト Y・T)

練習の合間に
ダンス ほっと一息 コーヒーやさん この一杯も、いいもんだ
 5月4日
早いもので、合宿も最終日になってしまいました。

なんとなくの曇り空でしたが、歩いての音楽堂までの道は
かたくりの花、菊咲きいちげ等静かに咲いている花が、心をなごませてくれる。
外は暖かく感じられても、音楽堂の中は、ひんやりと寒い。
今朝の体操は椅子を中に寄せて、回りを早足で、歩いて、走って、
大きな声を出しながら一周、二周、三周。
とても気持ちがよい。
身体がポカポカになりました。サムディはまだまだ若く元気ですね。

ストレッチの後の発声練習は隣同士を3つに分けての和音練習
更に、「Dona nobis pacem」を前列と後列に分けて
それぞれに和音をつけながら歌う練習。

合わないと言われたらまず自分ではないかと疑って、
意識と姿勢で修正する気持ちが大事
との指揮者のお言葉をしっかりと肝に銘じました。

緊張感が高まったところで、まずは、「O primavera」をうきうきと。
動きがぼんやりとならないように。
更に白い音符はアクセントをつけて頭をしっかりと。

「Lat oss vandra i ljuset」は言葉に慣れること
長い音の後の切れるところは緊張感をぬかないで
と、まだまだ課題は多い。

休憩後はM子さんのピアノ、オルガンで
「叱られて」「LIBERA ME」 「ラシーヌの雅歌」 更に「うるわしい大地」

                                                   
 
今回の合宿も、厳しくそして楽しく、終了しました。
                                           ( アルト T、I )