春 合 宿

                           2008.5.3〜5  苗場 キクノヤ山荘にて

 
        
                     練習場の前で.  “にっこり”

        
練習場への通い道
                                                    

1日目
  
  朝から雨の春合宿がはじまりました。
  ちょっとアクシデント(?)がありましたが、無事、キクノヤ山荘に到着。
  新人2名が加わってほぼ全員参加、いつもながらサムディはすごいと思う。
  
  演奏会に向けて合宿がはじまりました。
  おいしい昼食をいただき、いざケーナ(練習場)へ出発。
  一年ぶりのケーナ、今年は雪も少なく、暖かく感じました。
  いつものように、体操、発声練習を行い、ケーナでの響きを体いっぱい感じて
  練習にはいりました。
  指揮者から、パートがひとつになるように、
  他のパートの流れを聴くように、とお話があり、歌い始めました。
  第一ステージと第二ステージを主に歌い、「火事だ火事だ」は
  忘れている所もあり苦労(ソプラノだけ)しました。
  後はパート練習で、となりました。
  がんばらなくちゃ・・・・・本日の練習終わり。
    
  
  夜です。
  夕食後はフランス語、デンマーク語講座、なかなか自分の物にならない。
  時々、睡魔がおそい、上の瞼と下の瞼が仲良くなる・・・がんばれがんばれ!
  その後、ミーティング、なぜか目が覚めた。ビールのせいかな?
  おぼろ月夜、浜辺のうたなど歌って、第一日目終了。
  お疲れ様でした。
  明日もがんばるぞー!                  
                                  (ソプラノ,T.U)


  
真剣に練習。 オヤ?、横で


2日目

  
  YY(姉)さんの「では、おはようございます」で始まった朝食と
  「指揮者亭」のドリップ・コーヒー(合宿での贅沢のひとつ)を堪能した後、
  男声は宿に残り、女声はケーナに移動してそれぞれパート練習。
  アルトは、「ひろちゃん」、「Sicut cervusの第2部」、「Dolcemente dormiva」、
  ラヴェルの「楽園の美しい3羽の鳥」の不十分だったところの音取りをしました。

    

  午後は、2ステ、4ステの曲で、いつもより長い6:45までの練習。
  まず、2ステ:今年の選曲ではメインの3ステと並んで、
  これが白眉と思えども、演奏の難しいこと。
  フランス語の発音、「夜の静けさ」の音程の持続、「楽園の〜鳥」のヴォカリーズ・・・
  頑張りましたが、本当言って、もう負けそう、トホホ。
  4ステはまず、三善晃の「やまちゃん」じゃあなくて「ひろちゃん」。
  ハ長調で、難しい転調はないのですが、
  テンポに話すリズムそのままのような自在な変化があって、
  それを指揮に合わせてみんなで歌うのが、とても大変
         (これは、暗譜しないと歌えないかも)。
  初めてのメンバーには、きついですよね。でも、日本語だし、短い曲なので・・・
  デンマーク語の「3つの合唱曲」、
  やっとハモリを味わいながら歌う時間が持てました。
  2日目も、お疲れ様でした。
                                         アルトのM.K


楽しみな食事

       
           カタクリ                  ミズバショウ

                                                  


3日目

  
  3日目は例年通り落ち穂拾いですが、今年は通せない曲はほとんどないく
  らい、この時期としては近年にない仕上がり(?)なので、指揮者のK氏にも
  少し余裕が感じられました。

  まずは3ステ唯一やり残しの、モンテヴェルディ「グローリア」。
  曲はそう難しくなく、初見でもなんとかついていけるレベルなのですが、
  テナーはずーっと五線の一番上の線あたりの高さをうろうろしていて、
  はっきり言って相当苦しいです。ピッチを維持するのに精一杯で、他の
  パートを聞く余裕は全然ありませんでした。
  なので、ハーモニーのコメントはできません。もっと力を抜いて歌えるように
  しなければ・・・。

  そして4ステ。
  デンマークの歌、日本の歌とやりましたが、デンマークの「孫」以外はなん
  となく合唱っぽい響きになっていたような。「孫」は回数を歌い込みましょう
  ね。体で憶えれば早いテンポのデンマーク語も怖くない(はず)。
        
  
  ちなみに三善晃の「ひろちゃん」を「やまちゃん」と言い間違えたN氏の言う
  やまちゃんとは、南海キャンディーズのやまちゃんではなく、手羽先の
  「世界のやまちゃん」のことです。本人に聞いたので間違いありません。

  こうして一曲の取りこぼしもなく予定通りの練習ができ、とても充実した
  三日間でした。今から夏の合宿が楽しみです。
                                        テナーM.N

  

とても充実した時間、またね。

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