春合宿2007,5,3 〜 5   (苗場 キクノヤ山荘にて)


第一日目


五月晴れとなった合宿初日、春の気配の越後湯沢駅からバスに乗り継いで
正午過ぎ、無事1年ぶりのキクノヤに到着。
  けれど、期待していた玄関前の桜はまだ硬いつぼみ。
    
  まだ到着していないF君を除いた総勢25名でおいしい昼食をいただいた後、
有志は練習会場のケーナまで早速歩いてみました。
  去年は道路脇に雪がうず高く残っていましたが、今年は雪は全くなく
  カタクリのかわいい花が満開。他にもキクザキイチゲ、ウスバサイシン、
  エンレイソウなど珍しい花がそこここに。
  特にケーナの前の、一面ローズピンクのカタクリの群生地は、
何年か通って初めて見るすばらしさで、あちこちで歓声が上がりました。
   
 さてさて、予定から15分程ずれこみましたが
1時45分からいよいよ本題の練習開始。
 まず、第1ステージのアヴェ・マリア特集
最初の曲グレゴリアン・チャント。
まだおぼつかないものの、澄んだメロディが、
ケーナの三角屋根の高い天井に響いて
美しいこと。
うっとりしていたら、指揮者から
これは本番暗譜で歌うように、
との指示で現実に引き戻される。
そうそう、
いずれは芸術劇場のあのオレンジ色の壁に
響かせねば・・
その後、デ・プレ、アルカデルト、パレストリーナと
じっくり丁寧に練習して、
  休憩
  
4時半からの後半は2曲とばしてグノーのアヴェ・マリア。
  続いて第2ステージの「Trois Chansons」、
アヴェ・マリアとがらっと違うテンポ感とフランス語、しばらく練習していなかったこともあり、
思い出すだけでも時間がかかりました。これは練習しがいがあります。

  6時半に練習を終え、急いで帰って7時から栄養満点の夕食。
  今年は夜の練習がないので、その後は、近くの温泉にでかけたり、それぞれ自由に過ごしました。

  そして9時からは演奏会に向けての打ち合わせ。
  スムーズに会議を終えた後は、やっぱり就寝時間まで楽しく歌って充実した長い一日は終わりました。
                                                          (アルト:Y.Y)
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