第3日目 5月1日(日曜日)



合宿のもう一つの朝の楽しみ 《特設喫茶室の美味しいコーヒー》で、
目も、頭も、そして昨日の夜までたっぷり歌った疲れ気味の喉も、
スッキリ目覚めさせて、最後の総仕上げ。

夜来の雨も、ケーナに着いた頃にはすっかり上がり、例年の集合写真も無事撮影。
体ほぐしと、発声で気持ち良く始動。

今日は、Monteverdiにしぼって、練習。
まず、
Ecco piegando
次にMa
tu piu che mai(通称マチュピチュ)
そして、
O Mirtillo
Monteverdiの和音は、難しいけれど、えも言われぬ美しさ。
丁寧に聞き合いながら重ねる。
思いの強さや辛さを、テンポや強弱を強調して、表現してみる。
ソプラノ・メゾは、特に休み明け?には注意すること!




練習帰りは、足取りも軽く、大半が歩いて宿へ。
お陰で、2台目の送迎車は不要となり、途中で引き返した。
あれれ、でも、お茶当番さんまで歩いて帰っちゃったの?

キクノヤ山荘の方々へお別れに感謝の気持ちを込めて、
「ふるさと」を歌う。


こうして、最後の一曲も取りこぼすことなく、予定通りの練習が出来た、
満足感のある充実した春合宿だった。
あらら、でも、帰りの新幹線の中に、荷物を忘れたまま降りようとした人も
  いて・・・・・・。 
                                    (ソプラノ ms)