指定席車の通路にも自由席車で溢れた乗客が入り込み、人の往来もままならず、 用を足すにも前方反対側の車両を越えて行かねばならない状態。 事前情報によれば、今年は雪が多く冷え込みも厳しいというので、厚いジャンパーを着込み、 同じく厚手のセーターにマフラーまでリュックに忍ばせていたのですが、 来てみればまるで違って思いのほかの暖かさ。 バスの中から見た路上の温度表示では、確か19°Cとなっていました。 それにしても、毎年バスの中から見る景色はいつ見ても素晴らしい。
キクノヤ山荘に到着すると、今年もお母さんと二人の娘さん、
『O
Primavera』は「おお春よ!」と小気味よく歌い出すように、 『Non sono in queste
rive』はテンポの変わり目に注意し、 『La tra’l
sangue』は特に縦割りの音程をお互い聴きあって注意するなどなど。 『Ti sponto l’ali
amor』は大人の恋とか。
それでも、休憩を除いてみっちり4時間半以上。
やっぱり歳かなあ、 おやすみーな・さ・・い・・・ (ベース K.I) 合宿2日目・5月4日 今日は、一番長い日。 K&kカフェの美味しいコーヒーを頂いた後、 ケーナへの道は、まだ雪いっぱいで、カタクリも咲いていない。
体操、発声と十分に目覚めさせた後、 シャッフルした4部でのグループに分かれ、清潔な明るい和音で。
『明日ハ晴レカナ、曇リカナ』 『○と△の歌』は、言葉と転調に苦労の連続。
昼食で一旦宿に帰った後、 午後も武満の続き。 今の時代にピッタリの『死んだ男の残したものは』と続き
2連符・3連符・4連符・付点付き連符で自由に飛翔する『翼』。 そして 根を上げずによく頑張りました。 美味しい本場の魚沼コシヒカリで減量を忘れる夕食。 皆歌が大好きで、更に飲めや歌えやをちょっぴりやって。
ここのところの陽気で、桜が一気に満開に。 今日、午前中で合宿が終わる。 quenaでの響きに耳がなれてきたところで、少しさびしい気もする。 けさも五月晴れに誘われて 、quena へ walking。 山道にさしかかると、早くも発声練習を始める人も。 quena に着くと集合写真。固い積雪の上へこわごわと立って撮影。 練習はじめに準備体操。 けさは時間が迫っているので短時間で。 それでも教えてくださる K さんは汗をかいている。 (成果を上げないとと思って、つい力んでしまうのです。) 1. 『 Ave verum corpus』 昨年末にリコーダーの人たちと一緒に演奏して以来、久しぶりに歌う。 リコーダーの代表者のメッセージも紹介され、改めて言葉の意味の重さを感じ、練習する。 丁寧に繰り返しての練習になった。 2. 『 Advent』 この曲も中間部からパート別にさらう。 終わりの ff、Advent! をアルトは高音に注意するよう指示される。 3. 日本のうた 『夕焼け小やけ』中間部をまず練習。音の変わり目に注意して。 『ペィチカ』出だし(前奏)の accel と rit. の変化に留意して。 『花』テンポに遅れないように歌うこと。 4. 武満徹作曲。4曲を一回ずつさらって終了に。 晴天に恵まれての3日間。 それぞれ得るところの大きい合宿になりました。 ふだんの練習で出来なかった発見もありました。 皆さん、ありがとう! (アルト A. F. ) |