サムディの春合宿は、昨年まで苗場の「キクノヤ山荘」で行われていたが、施設の廃業で今年は夏の合宿で使用している河口湖「合唱の家おおば」で実施された。 この施設はとにかく立地条件が最高で、天気の良い日は目の前に雄大な富士山を見ることができる。だがこの日は昼から小雨が降り出した。天気予報では雨の降る予報ではなかったのだが・・ いつもこの施設に来る時は、電車で参加する団員達は食事を車内でとったりして練習開始まで慌ただしく過ごすのだが、今年はダイヤ改正で電車の便が良くなり、宿に付いてからゆっくり食事ができる。
練習の最初はグリーグの四曲から グリーグの曲はベースが低い音域を出すことが多いので普段の練習では苦労するが、ここの練習ホールはとても音響が良いのであまり力まずに歌うことができる。
毎年モンテヴェルディの曲を歌っているが、なかなか自信を持って歌うには時間がかかる。
別室では一部の団員がいつものように卓を囲んでのバカ騒ぎ。これも合宿の楽しみだ。 だが最近では年のせいか切り上げが早くなっているようだ。 明日の天気予報は晴れだが富士山がきれいに見れると良いが・・お休みなさい。 (ベース TW)
昨夜の酔い覚ましかたがた朝の散歩。宿の庭から道路に出ようとすると、ランニング姿の団長K氏が目の前を走り抜けていった。まだまだ若いねえ。 河口湖に向けて歩き出すと、目の前には雪を頂いた 神々しいばかりの富士の山。 間近く仰ぐその美しさに思わず合掌してしまう。 息を飲むとはまさにこのことを言うのだろう。
M嬢による体ほぐしと発声練習、指揮者によるチューニングとカデンツの後、まずは2ステのスコットランド民謡。 1曲目は「マイボニー」。 特に後半部、気持ちを込めて歌うようにとの指示あり。 次は「麦畑」。 日本語の「故郷の空」も好きだが、この元の詞のほうが実感があって楽しそうだ。(ドリフは偉い!)。メロディー部分はアルト全員で歌うことに。 3曲目の「広い河の岸辺」 何年か前に朝ドラで知った曲だが、自分としてはどうもテンポがずれるというかすんなりリズムに乗れない。愛が色あせてきたのかなあ?と自問自答??。 次は「チャーリー可愛や」「ロッホ ローモンド」 伴奏を気持ちよく刻めればいいのだろうが、これが意外と難しい。 昼食!
まずは 4ステの「青蛙」でジャブ。 一度は暗譜して舞台で歌った曲だからスムーズにいく。 次の「風車の歌」 民謡風のメロディーが心地よいが、スタッカート部分でつまずき何度かやり直す。 それから「母のこえ」。 これは歌うと、早くに死んだ母親の顔が浮かんで、ちょっと詰まっちゃうことがあるんだよね。「電話」「この道」と続けた後、富士山と円形ホールをバックに集合写真。どちらかをプログラムに載せる予定だ。 練習再開後は、昨日やった 3ステのモンテヴェルディの曲を通す。特に「Anima del cor mio」 を細かくチェック。 次の4ステのグリーグでは全曲を入念にチェックし、特に「Ave Maris Stella」の転調箇所を何度も確認した。
春合宿最終日 昨夜からの雨も早朝は残っていたそうです。庭の新緑、色とりどりの花がきれいです。昨日のあの美しい富士山は見られません。練習に集中しなさいということですね。
「皆さんの結束の固さを感じました」と感想を述べてくださいました。初めての参加はお疲れだったことでしょう。今朝はパン食でした。おいしくいただいた後、諸連絡。 荷物をまとめて帰り支度をしてから練習開始。 Ah!日本語だって大変なのに、イタリア語、ノルウエー語にいたっては。曲想は、譜面を見ていても危ないのに。 でも、そう、意気込みですね。そのための練習、合宿です。 と、必死に聴き、見、歌っているうちに合宿の練習終了。
皆さん、気持の切り替えが早い。 美味しい食事をつくってくださる「合唱の家おおば」の奥様と一緒に写真をとっていただき夏合宿もよろしくとご挨拶をしてバス停に向かいます。
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